製品案内

SFP床パネルシステム

↓ こちらは施工動画になります。是非ご覧ください。↓

 

商品概要

基本構成 SFP合板強化床パネルシステムは、断熱材がセットされたパネル1枚を
鋼製束1本で施工していく単純な工法です。

SFPパネル

SFP鋼製束

□パネル4隅はビスで固定
□土台・隣接パネルとは釘で接合

□断熱材の材質、厚みは自在にカスタマイズ可能

□910ピッチで配置

□標準で束高さ225mm~585mm対応

□コンクリートピン、束用ボンドで足元固定

□束・パネル固定後高さ微調整可能

パネル構成

SFPは4種類のパネルで床を構成していきます。

F パネル 

□2方向に連結板、中央部に補強板をF型に配したSFPの基本パネルです。

X パネル

□中央部に補強板を配したパネルです。
□貼り終りのパネルです。
□割付での調整パネルです。

T パネル

□1方向に連結板、中央部に補強板をT型に配したパネルです。
□割付での調整パネルです。

W パネル

□床合板を2枚貼りした補強パネル。
□床下収納庫・点検口・配管などの開口部に使用します。

 

基本設計

基本断面 SFP合板強化床パネルシステムは、「土台載せ」と「土台内納め」に
対応できるよう設計しています。

 

<土台載せ仕様>   <土台内納め仕様>  
※ 大引がないため、床下有効高さを高く確保でき、通気性のよい床下構造となっています。

 

パネル割付例 パネルは910モジュールで割付し、間くずれ部分はオーダーパネル(O印)で対応します。

 

<土台載せ仕様>   <土台内納め仕様>  

※F,T、Xなどはパネルの種類を表します。

※末尾がOのパネルは、910で割りつけられないパネルです。

⇒はパネルの貼り始めを表します。

SFPパネルリスト

SFPパネルリスト

 

  全ての種類のパネルを工場で生産します。現場での寸法カットはほとんど発生しません。
(一部特殊パネルを除く)

 

断熱性能

SFP断熱材が床下面にすきまなく敷きつめ、その敷設率はほぼ99%。

大引仕様とSFP合板床パネルシステムの赤外線カメラによる表面温度比較

SFP大引と連結板の部分の床表面温度差は約1℃であり、「SFP仕様」の方が熱損失が小さい。

サーモグラフ写真の比較からも、「大引仕様」と比較して 「SFP仕様」では断熱欠損部分が改善されていることが分かる。

強度(各種性能試験) 

社内試験室 社内試験室において、各種性能確認試験により、常に強度、耐久性などの確認を行っております。
加圧試験機 主な試験項目

<局部集中荷重曲げ試験>  

パネルの強度を確認するうえで基本となる試験です。素材ごと、仕様ごとに確認します。

<長期荷重試験>  

パネルに載荷した際の長期的な変位量を確認します。

<圧縮強度試験>  

鋼製束の最大荷重と変位量を測定します。

■ 局部集中曲げ試験における比較 荷重―変位グラフ  (設計荷重113.0kg(1107.4N)時の変位量)
大引根太仕様 ネダレス仕様 SFP仕様

床合板:12㎜
大引  :90㎜×90㎜
根太  :45㎜×45㎜

床合板:24㎜
大引  :105㎜×105㎜
受材  :45×60㎜

床合板:24㎜
補強・連結板:30㎜×105㎜ LVL

1階床組みの構造面における確認

 

各種性能確認試験 住宅の床組みに関するあらゆる場面を想定し、確認試験を行ってます。
長期荷重試験

連結したパネルの長期荷重試験

パネル単体の長期荷重試験

パネル単体及び実際の居室空間を想定してパネルを連結し、長期間載荷した際の変位量、残留たわみ量を測定します。
パネル開口部の強度試験

配管部を想定したパネルの強度試験

開口部を想定したパネルの強度試験

配管の立上り、床下点検口部分のパネル開口を想定し、強度試験を行います。
その他の試験

鋼製束の圧縮強度試験

合板の素材別強度試験

鋼製束各種類(長さ別)の強度試験や、床合板の素材別(カラマツ、杉、ラワンなど)の強度確認を行います。

 

施工例の比較

  1階床組みの作業工程の少なさが省力化に直結いたします。

3工程【従来の施工】

1工程【SFPの施工】

① 大引(+補強梁)+束の施工

② 断熱材の施工

③ 床合板の施工

① SFPパネル+束の施工
 SFP大引きと断熱材の施工が省略されます
断熱材などの現場廃棄物がほとんど発生しません

施工例

施工事例

SFP床パネルシステムはさまざまな工法、仕様でご利用いただけます。
木造軸組工法

<土台載せ>  

・床先行

・和室など段下げ部は土台内納め

木造軸組工法

(土台24㎜アップ仕様)

(土台高さ合せ仕様)

<土台内納め>  

・柱切欠き不要
・雨濡れ対策として採用
・床レベルが異なるときに採用

2×4工法

<土台載せ>  

・雨濡れ対策として、
内納めも可能

非木造

<帯板自立式>  

・基礎際に自立型の帯板を設置しパネル床を載せる。

低床・高床

<基礎内納め(低床)>  

<店舗> (高床)

・鋼製束は規格品
(255㎜~585㎜)以外に

特注品として、
【低床用】
最低高さ 70㎜
【高床用】
最高高さ 2,000㎜
をご用意できます。