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大引受具の接合方法と強度

大引受具の接合方法と強度

当社の試験による大引受具と大引(米栂)との接合を下記の部品にて行いました時の接合強度は概ね下記の傾向ですので、ご選択の際の参考にして下さい。

(弊社推奨)  
 十字穴付き木ねじ
 コーススレッド・スプーンネジ
木ねじ
コースレッド
スプーンネジ
フレキコース
軸径:Φ3.8mm以上
長さ:
40mm以上において引張、剪断荷重とともに安定した強度が得られます。
この安定傾向は軸径より長さの方が有効に作用します。
4本打ちにて最低4KNの強度が期待出来ます。

 

 釘の使用は、ご遠慮下さい。床鳴りの原因となります。

N50  Φ2.75×L50-4本打ち
 これだけでの接合は強度不足のため問題がすぐに出てきますのでお避け下さい。
CN65
ZN65
 Φ3.33×L63-4本打ち
 これにてもさして強度が上がりません。
釘にての接合は変位を受ける要因も多く又変位量も大きく出ます。
4本打ちにて3KN程度にてその力を安定して維持するには、相当無理がありますのでご注意下さい。

・ 大引材との緩衝材の必要性の有無
・ 大引材との接合強化方法

など別途ご相談下さい